はんこ豆事典

印鑑・はんこの管理-はんこ豆事典

  1. はんこを紛失したら
  2. 印鑑登録証を紛失したら
  3. はんこの保管
  4. それでも心配な方は

はんこを紛失したら

登録している印鑑(実印)や会社の実印などを紛失、もしくは盗まれた場合は、直ちに市区町村役場や登記所に紛失または盗難の旨を届け、印鑑登録廃止の手続きをします。そして新たに印鑑登録申請をしてください。

銀行印を紛失・盗難された場合も、すぐに銀行に届を提出すると同時に改印届を出し、紛失または盗難にあった印鑑による銀行取引などが行われないようにしなければなりません。悪用されないためにも、まず警察へ紛失届を出すこともお忘れなく。

会社印の場合は関係先、取引先にも改印した旨を連絡し、会社名義の注文書や領収書など偽造されるのを防がなくてはなりません。

印鑑登録証を紛失したら

印鑑登録証を紛失もしくは盗まれた場合は、実印の紛失と同様に、直ちに市区町村役場に紛失または盗難の旨を届け、印鑑登録廃止の手続きをします。印鑑登録証の再発行は出来ないため、新たに印鑑登録申請をして、印鑑登録証を交付してもらう必要があります。

印鑑登録証があれば、役所にて申請書に氏名、住所を記入するだけで他人でも印鑑証明書の発行を受けることができるので、盗難などで他人に悪用される可能性のある場合は、市区町村役場の戸籍住民課へ電話することにより、一時的に印鑑証明書の発行を停止することができます。

はんこの保管

銀行印と預金通帳を同じ場所に保管しないことと同様に、実印と印鑑登録証及び、不動産の権利書を一緒に保管しないことが犯罪被害から身を守るために最低限やっておかなければならないことの一つです。

印鑑登録証があれば、役所にて申請書に氏名、住所、生年月日、世帯主氏名を記入するだけで他人でも印鑑証明書の発行を受けることができます。万一、一緒に盗まれでもした場合、銀行預金を根こそぎおろされたり、家屋敷を勝手に売り払われたりしないとも限りません。

ハンコや権利書、預金通帳などは同じ場所ではなく、別々の場所に保管しておくということをふだんから十分心がけておくべきです。

それでも心配な方は

いくら巧妙に隠したつもりでも、家を長期間あける場合や火災などの不慮の事故など、やはり不安なものです。そこで、実印、印鑑登録証、権利書、重要書類などは銀行の貸し金庫に預けてしまうのが最も安全な方法といえます。利用料は銀行によってマチマチですが、ちなみに近所の某銀行では年間9,720円でした。

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