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はんこ豆事典

ハンコと印鑑と印章の違いとは-はんこ豆事典

ハンコと印鑑と印章の違いとは

言葉というものは、その時代、時代で意味や呼び名が変わったりするものですが、実は印鑑もその一つです。本来の”印鑑”の意味とはハンコを押印した印影のことで、その印影の中でも実印や銀行印など、地方自治体や金融機関にあらかじめ提出している特定の印影を指して”印鑑”と言います。

よって名前が彫刻してあるだけのハンコは印鑑とは言わず、ハンコ(はんこ・判子)、はん、または一般的にあまり馴染みはありませんが、正しくは印章いんしょうと言います。

しかしハンコを生業とさせていただいてる私でさえも”印章”という言葉を使うことはほとんどありません。相手方に『ここに印章を押してください』などと言うと、おそらく相手方の目が”点”になるはずです。それくらい”印鑑=はんこ”という言葉が世間一般に浸透し、”印鑑”の方が”はんこ”よりも多用されている気さえします。

ヤフーとグーグルのキーワード検索で”印鑑”と”はんこ”がそれぞれどれくらいの割合で検索されているかを調べてみましたが、ある月の月間推定検索数(ヤフーとグーグルの合計)で『印鑑』が220000回、『はんこ』が121000回でした。

”はんこ”よりも”印鑑”の方が倍近く検索されていますが、”印鑑”のキーワードで検索された方が本来の意味である”印影”を想像しながら検索されたとは想像し難く、やはり”はんこ”を想像しながら”印鑑”というキーワードを入力されたに違いありません。

『現在ではこうこうこういう意味で使われていますが、本来はこういう意味でした』なんてよくある話です。ハンコが印鑑に取って代わられる日が来るかもわかりません。

ちなみに”はんこ”と”ハンコ”は全く同じ意味を持つ言葉で、ひらがなとカタカナの違いだけですが、当サイトでは”はんこ”の前後が”ひらがな”の場合に”ハンコ”と表記しています。

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